第1章:「ナンパ」との出会い
僕がナンパというものに興味を持ったのは、私が沖縄に住んでいた時に出会った
「1万人切りナンパ師」
がキッカケなのです。1,000人切りではありません。「10,000人切り」です。
それなりに経験を積んできた僕が、今考えても理解不能な数字です。
当時、僕はロックバンドを組んでいて、ベースを担当していたのですが、その時に女好きのギターメンバーから紹介してもらったのが彼です。
・身長が145センチくらいしかないチビ
・顔も普通レベル
・アラフォーで年収も300万円程度
と収入も低い。
それなのに、毎日ノルマのように4人の女性とセックスして、毎年1000人以上の新規女性とセックスをするモテ男だったのです。そして、ラブホテルの一室に住む変人でした(笑)
公では名前は出せないような誰もが知る有名女優、アイドル、タレントも何人も落とし続けているのです。
(彼自身も多少有名人でグーグル検索すると名前が出てきます(笑))
彼の発する太陽のような「自信」「笑顔」で周りの人が、同性異性問わずに、明るい気持ちにさせていました。
多くの人を元気にするパワーがある人でした。彼の友人の1,000人切りナンパ師たちも同じように明るいパワーのある人でした。
「周りの人たちに元気を与えてモテる」
当時の僕は
「自分のコミュニケーション能力にも自信がない」
「自分の容姿も嫌い」
「コンプレックスの塊」
だったために「彼らみたいに男女問わずにモテる男になりたい」と憧れました。
彼らと一緒に行動をしてみたかったのですが、沖縄の大学を卒業して、沖縄を出る直前だったので、数回遊んだだけで多くを吸収できませんでした。
ナンパブログを徹夜で読み漁る
それからナンパに興味を持って、インターネットで検索をしてみると「ナンパブログ」というものがたくさん出てきました。
「出会ってから2時間でホテルでベッドイン!」
「出会って5分でセックス」
「ナンパした女性と5人で乱行パーティ」
「月に新規女性60人とセックス」
と嘘みたいな本当の話がたくさんあり「マジかよ。。。」と唖然としました。
検索エンジンで、出てくるのはほとんど東京のナンパ師ばかりで、ゲットした女性の画像をたくさん掲載していて、
「ナンパをしていれば100人切り、1000人切りって当たり前なんだな」
と自分の世界との違いに驚きました。
彼らも「沖縄のナンパ師みたいに魅力的なオーラを持った男なんだろうな」と妄想し、彼らが販売しているブログや教材を読み漁って、ノウハウを学び始めました。
その前に、昔の全くモテなかった時の話をさせて欲しいのですが、
中学・高校で遊べなかった分を取り戻したい
ジゴロパンダは中学、高校と「コミュ障」「口下手」なために、彼女や女友達どころか男友達すらいませんでした。
子どもの頃はこんな可愛かったのに、家庭や学校の人間関係が上手くいかずに、心が病んでしまいました。
学生時代のクラスに1人は必ずいる「周りに馴染めずにボッチなスクールカーストの底辺」の存在でした。
コンプレックスだらけ、劣等感の塊で、自分に自信も持てずに、
・低身長(160センチ)
・アトピー肌
・眠そうでダルそうな表情
・運動神経も普通
・ファッションセンスもゼロ
・たらこ唇
・顔もデカイ
・ネクラで社交性のない性格
・嫉妬深くて、見栄っ張りなのにネガティブ
・声が小さくて奥手
・人前で話すのが苦手で赤面症
・家が貧乏
などのコンプレックスを気にしてばかりいて、自分が嫌いで仕方がなかった。
そんな感じなので、もちろんのこと女友達や彼女はずっといないまま、寂しい青春時代を過ごしていました。
性欲は、クラスにいる「巨乳の女の子」や「可愛い子」を頭の中で犯したりしてオナニーして満たしていました。
そんなことをしている気持ち悪い男だったので、クラスの女子からも「キモい」と陰口を言われていました。
「このままずっと一人ぼっちで、結婚もできずに生涯独身なのかな。。。」
と不安な日々。中学・高校と、彼女と手を繋いで下校をしたり、自転車の後ろに彼女を乗せて登下校をしたかったです。
16歳くらいの可愛い女子高生の彼女とホテルや自宅でドキドキしながら、イチャイチャしてキスやセックスもしたかった。
初めての告白。そして失恋
こんな嫌な思い出とはオサラバしたいというのもあり、地元の北海道から沖縄の大学に進学し、大学デビューをしようとしました。
男友達はできても、女の子と仲良くなることはなかなかできなかった。
しかし、アキコちゃんという名前は昭和で、顔も昭和だけど、笑顔が可愛くて、Gカップはありそうなナイスバディーな女の子に恋をしました。彼女で何回オナニーをしたことか(笑)
この女の子とは、なんとしてでも仲良くなりたい!
と初めて思える出会いだった。僕は当時18歳。彼女も18歳。学部は違うが同じ大学でした。
しかし、彼女は理系の学部で、俺は文系の学部なのでお互い接点は授業、もしくは校舎ですれ違う時のみ。
授業で初めて会って、「なんてかわいいんだ!」と一目惚れをして、後期から授業が被らなくなると半分ストーカー化(笑)
彼女が授業を終わるのを待ち伏せして、話掛けて少しでも話す時間を作ってもらった。彼女は優しいので、その話に付き合ってくれました。
ほんと、キモイ男です(笑)
そして、少しでも話したりもしていたので、
「もしかしたら、チャンスはあるんじゃないか?恋愛本とかを読んでも最終的には男らしく告白をするのが良いって書いてあるし」
と勘違いして、告白をすることにした。もちろん、答えは
「NO」
ストーカーみたいな男と付き合うはずがないのは、当たり前ですよね?(笑)見た目もダサイですし。
「好きな女の子ができて、付き合うことができないのはなんて辛いんだろう。。。」
この出来事をキッカケに強く「女性にモテるようになりたい!」と考えるようになりました。
モテるために詐欺恋愛商材に騙される日々
初めての失恋のショックから、
「もうこんな辛い思いはしたくない」
と反省し、なんとしてでも女性にモテるになりたいと考えるようになったが、どうしたらいいのかがわからずに、インターネットで調べたり、恋愛に関する本などを読み漁る日々が続きました。
当時、インターネットの世界で流行っていた数万円もする恋愛商材と呼ばれるもので、人気のあるものは、ほぼ全部買い、
30万円くらいした某有名な恋愛塾にも参加をしたし、毎月1万円する会員制の恋愛塾にも2年近く入会しました。
しかし、結局そういうのに大金を払って参加をしても教えてもらう内容なんて似たようなもので
「見た目は清潔感が大事です」
「モテるためには女の子に話させて男の会話と女の子の会話を2対8の割合になるようにしましょう」
「早く女性と仲良くなるためには敬語ではなく、友人のようにタメ口を使うようにして少しでも早く距離を近づけましょう」
などといったことを表現を変えて書かれてあるだけ。全く結果はついて来なかった。
「もっと具体的な方法や親身なアドバイスが欲しいんじゃー」
「そんなもん知るために何十万も払っているんじゃねーんだよ!」
と思いつつも、当時はそういった情報に期待感を抱いては、さらに、モテる情報があるのではないか?と次から次へと購入していった。
今思えば、そんなのは買っても買わなくても同じだったのではないのかと思い、金額に見合わない買い物をたくさんしてしまって今となっては後悔をしている。
頑張ってバイトをしていたお金は全て詐欺恋愛教材に消えていくことに。。。
2年間掛けてようやく初体験で童貞を卒業
そうやってお金を無駄に使いながらもルックスやトークを磨いたり、出会いを増やしていくうちに「出会い系サイト」で工夫をしていく内に女の子と出会えるようになってきました。
しかし、なかなか上手くはいかないもので、初デートのときなんかは女の子に会う前は緊張し過ぎて、手が震えたりしていた(笑)
そして、実際に会った後も、緊張して声がうわずったり、全く話せなかくて、せっかくデートをしても振られ続ける日々。
しかし、そんな中で出会い系で同じ大学の19歳の大学生と出会い、メールや電話でも盛り上がり、1度目のデートも上手くいくことになる。沖縄ということもあり、ハーフ顔で可愛くてAV女優のRIOに似ている子でした。
そして、当時の俺は大学の近くに住んでいたということもあり、その女の子が飲み会後に家に泊まりにきて、見事初体験をして童貞を卒業できたのです。初体験をしたときのことは
「飛び跳ねるほどに嬉しかった」
というのを今でも覚えています。
好きな子に振られてから2年間ほど頑張ってきて良かったと心底思いました。
しかし、現実はそんなに甘くなかった
当時は女の子のことを何も知らずに清純な少年だったので、
「セックスをしたら、付き合って彼女になるものだ」
と思っていたのです。しかし、そんなことはなくてセックスをした次のデートのときに
ジゴロパンダ「好きだから付き合って欲しい」
と告白をしたら
RIO「そういう気はないんだ。。。」
と振られてしまう。「えっ!」とただただ驚くばかりだった。
そして、失恋のショックでしばらく食事が喉を通らず7キロほどの減量してガリガリになりました(笑)
ナンパブログとの出会い
この失恋から、若かったのもあり、女性に対する考え方が大きく変わりました。
「モテるようになって女に復讐してやる」
「いろいろな女を知るのに、いろいろな女と出会いたい」
「飽きるまでヤリまくってやる」
「結婚したいと思える最高の女に出会えるまで遊びまくってやる」
といった風に思うようになりました。
そこでインターネットサーフィンをしていたら、ナンパブログというものを発見。
それを読むと1日に5人とか6人といった複数の可愛い女の子とエッチをしているということが書いてあったのです。
「本当かよ!嘘でないのか?」
と疑いつつも、20歳そこそこのマトモな恋愛すらしたことがなかったので、その夢みたいな話に股間をモッコリさせながら夢を持ってしまった。
そこでナンパを上手くなってみたい!とインターネットで集めた情報やナンパ教材を購入しました。
当時は沖縄に住んでいたので、国際通りや北谷という観光客が集まったり、地元の人たちが洋服を買いにやってくる場所にナンパをしに行ってました。
しかし、女慣れもしていないので「地蔵」になってしまい、結局毎日無駄に時間を費やしていた。そうやって、全然ナンパが上達しない日々を過ごしていた。そして、
「俺にはナンパは難しいのかな。無理じゃないかな。」
と諦めムードに入ってしまいました。
ですが、今まで望む女性関係を歩めなかったからこそ、何としてでも、
「ナンパで学生時代に取り戻せなかった欲望」
を取り返したいと思いました。
そこで、大学を卒業後、東京の会社に就職も決まっていたのですが断って、女性にモテること、女性と遊びまくること、に人生を捧げようと決意しました!
そこで私は北海道出身なのですが、まずは地元の中心街「札幌市」で、ナンパ師として生活をスタートすることに決めました。
【目次】
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